今年2月に、新潟県警察より「平成28年中の新潟県の交通死亡事故の特徴」が発表されました。
新潟県では平成23年から4年連続で年間交通事故死者数が減少(または同数)していましたが、昨年は5年ぶりに増加し、死者数は前年度より10人多い107人となりました。
ここでは、重大事故を防ぐための3つのポイントをご紹介します。
●ポイント1 「たそがれどき」の事故に注意!
死亡事故が最も多い時間帯は16時~20時となっています。
日没前後はすれ違う人の顔が見づらくなることから、昔から「誰そ彼時(たそがれどき)」と言われています。
周りが徐々に暗くなって視認性が低下し、歩行者が見えづらくなります。
下校や退勤、買い物帰りで交通量が多く、集中力も低下しがちです。
この時間はいつも以上に注意するとともに、自動車や自転車の運転者は早めにライトを点灯するよう心がけましょう。
●ポイント2 高齢者の方は特に注意!
死者に占める高齢者の割合が高く、13年連続で全死者の5割を超えています。
75歳以上に限っても全死者の4割を超えています。
事故の状況としては、歩行中に交通事故に遭う方が最も多く、自動車運転中(または同乗中)の事故が続いています。
高齢化に伴い高齢運転者が増加し、高齢者が関わる交通事故の割合が高くなっていることもわかります。
歩行中の事故を防ぐためには、白や黄色など、ドライバーが視認しやすい色の服や、反射材を身につけることが重要です。
●ポイント3 シートベルトを着用しないと致死率は12倍!
自動車乗用中の死者のうち、シートベルトを着用していた方の致死率は5.0%に対して、シートベルトを着用していなかった方の致死率は60.2%となっています。
シートベルト着用していないときは、着用時に比べて事故時の致死率が著しく上がることがわかります。
自動車に乗る際には運転者や助手席の同乗者だけでなく、後部座席の同乗者も必ずシートベルトを着用するよう心がけましょう。
以上、新潟県内における死亡事故の特徴から、重大事故を防ぐための3つのポイントをご説明しました。
ぜひ家族のみなさまにも注意喚起をして、交通事故を防ぎましょう。
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