少々古い情報ですが、平成２２年に国土交通省関東地方整備局長野国道事務所が、「長野県事故ゼロプラン」と題して、交通事故（死亡事故）減少の取組みを行っています。

国土交通省関東地方整備局長野国道事務所が公表した、「長野県事故ゼロプラン」によりますと、平成２２年までに長野県内全域に交通事故（死亡事故）が多発しているとのことです。

しかも、注目すべきことは、長野県内道路の総延長の「約１割」の幹線道路（国道、県道）に、交通事故（死亡事故）の「約７割」が集中しているとのことです。

そこで、関東地方整備局長野国道事務所が、交通事故の危険性の高い区間を抽出し、交通事故の防止のための注意喚起を行ったものです。

以下に、「交通事故多発区間」と「死亡事故多発区間」をご紹介します。

〇交通事故多発区間

　（交通事故（死傷事故率が県平均の５倍以上の区間）

　国道１８号　　軽井沢町追分～長倉付近
　国道１８号　　東御市滋野乙付近
　国道１８号　　上田市大屋付近
　国道１８号　　長野市北尾張部～長野市北長池付近
　国道１９号　　木曽町日義付近
　国道２０号　　下諏訪町矢木東付近
　国道１５３号　阿智村恩田～智里付近
　一般県道長野豊野線　　長野市三才

〇死亡事故多発区間
　
　国道１８号　　御代田町馬瀬口付近
　国道１８号　　長野市屋代（篠ノ井橋南交差点）
　国道１８号　　長野市高田（上高田北交差点）
　国道１８号　　長野市北尾張部～長野市北長池付近
　国道１９号　　木曽町日義（原町交差点）
　国道１９号　　塩尻市広丘野村（九里巾交差点）
　国道１９号　　長野市信州新町付近
　国道１５３号　飯田市鼎名古熊
　主要地方道岡谷茅野線　　諏訪市大熊

新聞報道によりますと、平成２８年の長野県内における交通事故発生状況によりますと、交通事故による死亡者は、１２１人（うち高齢者６９人）で過去１０年間で最多とのことですので、引き続き注意が必要と思います。

◇交通事故（死亡事故）と手続きの流れにつきましてはこちらもご参照ください。
　　www.kotsujiko-niigata.com/accident/

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