●新潟県の農業用機械の保有数や農業用機械事故の件数
米処、新潟。
新潟県のお米の生産量は全国でもトップを誇ります(農林水産省データ/2013年現在)。
お米作りに欠かせないものの一つがトラクターやコンバインといった農業用機械です。
新潟県は他県と比べても農業用機械の保有台数が多く、それに伴い、農業用機械による事故の発生数も多い傾向にあります(農林水産省データ/2000年現在)。
残念なことに、新潟県内だけでも、年間10人以上の方が農業用機械による事故によって死亡しています (平成26年に発生した農作業死亡事故の概要調査)。
●農業用機械事故の特徴
農林水産省の調査によると、農業用機械による事故で最も多いのが、乗用型トラクターによる事故です。
次いで、歩行型トラクター、農用運搬車となっています。
これまでに実際にあった事故の例を見てみますと、農作業終わりの帰り道の道路上にて自動車と衝突し、その衝突による転落・転倒によって被害に遭う事例も珍しくありません。
トラクターなどはその性質上、低走行となっているため、後方を走行する普通自動車に追突されることがあります。
また、小型で軽く、安全キャブがついていないトラクターが未だに多いため、追突によって運転手が車外に投げ出されてしまいます。
さらに、農業用機械の場合、上記のような公道上の事故だけではなく、農道や田んぼ、畑、あぜ道等を移動する際の操作ミスによる転落や、農業用機械の格納庫や作業場における死角の発生を起因として、機械の下敷きになってしまうといった事故も多く発生しています。
農業用機械運転中にシートベルト・ヘルメットを装着される方は少ないため、トラクター等に乗車中の交通事故は通常の交通事故に比べて重症を負うことや、重い後遺症が残ることが多く、死亡事故に至る可能性も高いです。
前述の農作業死亡事故調査によると、農作業中の死亡事故のなかでも、
農業用機械作業にかかる事故は60%以上を占めていますが、
死亡事故の高齢者比率は、65歳以上の方の割合が80%、80歳以上の方の割合については40%と、10年前に比べて倍になっています。
第一次産業を担う若者の減少により、65歳以上の高齢者の方が農業を担っている現状がありますが、加齢による判断ミスや、操作の遅れなども、事故につながる原因としてあげられています。
車外に投げ出されたり、機械の下敷きになったりするなど、トラクターでの交通事故は賠償金の額が高くなると予想されます。
●弁護士にご相談ください
適切な金額を受け取っていただき、いち早く回復していただくために、早めに弁護士にご相談されることをお勧めします。
農業従事者の方も、特定の要件を満たしている場合、労災保険に特別加入できる制度があります。
労災保険に加入している方が事故にあった場合、弁護士が労災申請のお手伝いをできる可能性がございます。
この場合も早めに弁護士にご相談されることをお勧めします。
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