4ヶ月ほど前ではありますが、政府広報オンラインのHPにおいて、本年7月1日付で「知ってる?守ってる?自転車利用の交通ルール」という記事が掲載されています。
まず、警察庁の統計による、令和元年中の自転車が第1当事者または第2当事者となった交通事故(自転車関連事故)の件数、構成比が紹介されています。
それらのデータに、長野県警のHPで紹介されております「令和元年交通統計」より、「第4-3自転車事故」の資料中の平成22年以降の自転車関連の交通事故事件数を追記してみました。
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H21 |
H22 |
H23 |
H24 |
H25 |
H26 |
H27 |
H28 |
H29 |
H30 |
R1 |
自転車関連事故件数 |
156,488 |
151,683 |
144,062 |
132,051 |
121,040 |
109,269 |
98,700 |
90,837 |
90,407 |
85,641 |
80,473 |
全事故に占める構成比 |
21.2% |
20.9% |
20.8% |
19.9% |
19.2% |
19.0% |
18.4% |
18.2% |
19.1% |
19.9% |
21.1% |
長野県内の 自転車関連事故件数 |
― |
1,396 |
1,339 |
1,172 |
1,051 |
1,042 |
960 |
955 |
928 |
834 |
772 |
上段の2段が警察庁による統計データ、つまり日本全国の自転車関連事故件数および全事故における構成比です。
自転車関連事故の件数は減少傾向にありますが、全交通事故に占める割合は、約20%前後と横ばい状態となっていること、平成29年以降は構成比が前年と比べて増加していることがわかります。
この記事の中で、令和元年中の自転車乗用中の交通事故による死者の77.0%、負傷者の62.7%は、自転車側にも何らかの法令違反が認められていることが記載されています。
また、同じく令和元年中の自転車関連事故の約82%が自動車との交通事故であること、そのうち約53%が出会い頭衝突による交通事故であることも記載されています。
すべての交通事故における出会い頭衝突による事故の割合が25.2%であることと比較すると、非常に多いことがわかります。
記事の後半部分は「守ろう!自転車安全利用五則」とのタイトルで、自転車安全利用五則をはじめとした、自転車を運転するにあたって守るべきルール、気をつけるべき事項、危険な違反行為を繰り返した際の罰則等について記載されています。
「自転車安全利用五則」については、当事務所のHPにおける2018年4月24日付のスタッフブログ「自転車安全利用五則をご存知ですか?」においても取り上げておりますので、興味のある方は是非ご覧ください。
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