先日、令和2年の新潟県内のおける交通事故による死亡者数について投稿いたしましたが、令和2年の詳細なデータが新潟県警のHPで発表されましたので、今回はそちらについて投稿させていただきます。
新潟県内における交通事故の発生件数・死傷者数・負傷者数は、それぞれ前年より減少しており、発生件数及び負傷者数は15年連続で減少しているとのことです。
死者数は平成23(2011)年の133人から、令和2(2020)年は64人と半減しており、昭和27(1952)年の59人以来、68年ぶりに70人を下回ったそうです。
<交通事故発生状況>
区分/年別 |
令和2年 |
令和元年 |
増減数 |
増減率(%) |
発生件数 |
3,076 |
3,484 |
-408 |
ー11.7 |
死者数 |
64 |
93 |
-29 |
-31.2 |
負傷者数 |
3,547 |
4,086 |
-539 |
-13.2 |
月別の発生状況では、発生件数は、12月が321件と一番多く(昨年も12月に335件と一番多く発生)、死者数は、6月が10人と一番多くなっております(昨年は12月の14人が最多)。
時間別の発生状況をみると、発生件数は、16時から18時の時間帯が549件と一番多く、死者数は14時から16時が12人と一番多くなっております。
事故の類型で一番多いのは、交差点事故で1747件、その次は高齢者事故の1394件、歩行者事故の525件、自転車事故の426件と続いています。
また、死者数に占める高齢者の割合は、17連続で過半数(64.1%)を占めており、歩行者は26人(40.6%)、夜間が24人(37.5%)となっております(令和2年の交通死亡事故の特徴は、新潟県のHPに公開されております)。
最後に、各市町村別の交通事故の発生状況ですが、当事務所の所在地を見ると、新潟市が1320件、三条市が223件、長岡市が259件、新発田市が151件、上越市が205件となっています。
交通事故の発生件数や死者数は全国的にみても減少傾向とはいえ、まだまだ交通事故発生のリスクは無くなりません。
交通事故に遭われた場合、早期に、弁護士に相談することで適切な法的助言を受けられ、知らなくて損をすることを避けることができます。
当事務所は、交通事故被害者の方の相談に関しては、電話相談をはじめ相談料無料(※弁護士費用特約利用の場合は除く)で対応しております。
交通事故に遭われた際には、当事務所にお気軽にご相談ください。
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