今回は「高齢者の横断歩道外での道路横断」シリーズ最終回です。
今回は、公益財団法人交通事故分析センターのイタルダ・インフォメーション(No.118)から、横断歩道外での道路横断による高齢歩行者と自動車運転者の注意すべきことをご紹介します。
その1でもご説明しましたが、高齢歩行者にとって最も死亡事故に繋がりやすいのは、横断歩道外での道路横断です。
死亡事故の発生割合は、横断歩道横断中の死亡事故の1.7倍もあります。
しかし、日々の生活では必ずしも横断歩道を利用することができないこともあるでしょう。
その際には、以下にご紹介する注意点を思い出して、事故を防ぎましょう。
ただし、大前提として、横断歩道外での道路横断はなるべく避け、安全のために横断歩道を利用して道路横断に努めてください。
【高齢歩行者が注意すべきこと】
●身体機能の衰えを自覚して無理な横断はしない。
●車を遠くに発見したら横断しないで待つ。
●道路を垂直に横断する。(斜め横断は時間がかかり、事故の原因になる。)
●常に左右方向の安全確認を行う。
●横断している最中も警戒心を持つ。
【自動車運転者が注意すべきこと】
●日没前からの早目の前照灯の点灯を行う。
●歩道や路肩帯に立っている歩行者を発見したら横断するかもしれないと考え、万が一に備えて走行する(高齢歩行者は、自動車は道を譲ってくれるものと考えている。)。
●前照灯のハイビームの切り替えを頻繁に行う。
●病院やコンビニエンスストア、ショッピングセンターやファミリーレストランが集中している場所には、とりわけ注意を払う。
道路交通法71条2号の2
運転者は通行に支障がある高齢歩行者が通行しているときは一時停止または徐行してその通行を妨げないようにする旨が明記されており、高齢歩行者の保護を義務づけられています。
高齢者だけではなく、全ての歩行者・運転者が注意しなければいけません。
横断歩道外での道路横断の際は、十分にお気を付けください。
ダメ。ゼッタイ。-高齢者の横断歩道外での道路横断-(1/4)
ダメ。ゼッタイ。-高齢者の横断歩道外での道路横断-(2/4)
ダメ。ゼッタイ。-高齢者の横断歩道外での道路横断-(3/4)
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