交通事故が特に起こりやすい時間帯や、曜日はあるのでしょうか。
交通事故総合分析センター(イタルダ)は、平成26年の時間帯・曜日別の交通事故件数を発表しています。
ここから、特に注意が必要な時間帯・曜日を分析してみましょう。
イタルダの統計によると、平成26年に発生した交通事故は573,842件で、事故が最も多かった時間帯は、夕暮れ時の午後4時から6時の間でした。
通勤時間帯の午前8時から10時と、多くの方が職場から帰宅する午後6時から8時がそれに続きます。
いずれも交通量が多い時間帯です。
交通事故件数と交通量とは、比例する関係にあることがわかります。
さらに、警視庁が公表している「平成26年中の交通事故の発生状況」から、昼夜別の事故状況を見てみましょう。
これによると、平成26年に発生した交通事故のうち、昼間の事故は72.7%、夜間の事故は27.3%で、件数としては昼間が大半です。
しかし、死亡事故に限ってみると、昼間の事故は49.7%なのに対して、夜間の事故は50.3%と、夜間の事故が上回ります。
夜間は、事故件数自体は少ないものの、死亡事故率は昼間の2.7倍にも上ります。
夜間は交通量が少なく、運転しやすいと感じる方もいらっしゃるようですが、重大な事故を起こす可能性が高いことを意識し、交通ルールを遵守しましょう。
事故件数を曜日別に見てみると、最も事故が多いのは金曜日で16.3%、逆に最も事故が少ないのは日曜日で10.7%です。
土曜日は、平日に比べると事故件数が少ないものの、午前10時~午後2時の事故件数は平日を上回っています。
お昼時に車で外出する人が増え、交通量が増えることが理由だと推測されます。
また、土曜日の午前0時~4時も事故が増えています。
これは金曜日の夜に外出し、夜遅い時間に帰宅する方が増えるためだと考えられます。
金曜日の夜など、疲れが溜まっているときにはなるべく運転を避けた方がよいでしょう。
事故が多く発生するのは、交通量が多い朝と夕方、死亡事故が多いのは夜間という傾向がデータから見えてきます。
土曜日にはお昼どきにも事故が多発します。
これらの時間帯には、特に交通安全に注意しましょう。
不運にも交通事故の被害に遭い、相手方保険会社から提示された賠償額に納得がいかない方は、お気軽に一新総合法律事務所の弁護士にご相談ください。
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