●「Ｊアラート」とは

北朝鮮が弾道ミサイルの発射を繰り返し、緊張が高まっています。

新潟県は北朝鮮から近く、ミサイル攻撃の標的とされる可能性も否定できません。

北朝鮮から発車された弾道ミサイルが日本に飛来する可能性がある場合には、政府は、全国瞬時警報システム、いわゆる「Ｊアラート」を使用し、緊急情報を伝達するとしています。

内閣官房国民保護ポータルサイトは、弾道ミサイル落下時の行動について周知しています。

それによると、屋外にいるときにＪアラートが鳴った場合は、近くの頑丈な建物や地下に避難することになっています。

屋内にいる場合は、爆風によって窓が割れる可能性があるため、窓から離れるか、窓のない部屋に移動しなければいけません。

では、もし車を運転しているときにＪアラートが鳴ったら、どのように行動すればよいのでしょうか。

●車から出て避難するのが原則

弾道ミサイル落下時の行動に関するＱ＆Ａに、自動車の車内にいるときの行動について回答があります。

これによると、弾道ミサイルの情報が伝達されたときに自動車の車内にいる場合は、燃料のガソリンなどに引火するおそれがあるため、車を止めて頑丈な建物や地下（地下街、地下駅舎などの地下施設）に避難するべきであるとされています。

周囲に避難できる頑丈な建物や地下施設がない場合は、車から離れて地面に伏せ、頭部を守りましょう。

高速道路を通行している時など、車から出ると危険な場合には、車を安全な場所に止め、車内で姿勢を低くして、行政からの指示があるまで待機しましょう。

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