先月末より、新潟県内で歩行中の交通死亡事故が多発しています。
新潟県交通安全対策連絡協議会によると、新潟県内で平成28年に発生した107件の死亡事故のうち、歩行中に事故に遭った方は45名でした。
出典元:「平成29年度 夏の交通事故防止運動 新潟県実施要綱」
道路交通法の38条には次のように規定されています。
車両等は、横断歩道又は自転車横断帯に接近する場合には、当該横断歩道等を通過する際に当該横断歩道等によりその進路の前方を横断しようとする歩行者又は自転車がないことが明らかな場合を除き、当該横断歩道等の直前(道路標識等による停止線が設けられているときは、その停止線の直前。)で停止することができるような速度で進行しなければならない。この場合において、横断歩道等によりその進路の前方を横断し、又は横断しようとする歩行者等があるときは、当該横断歩道等の直前で一時停止し、かつ、その通行を妨げないようにしなければならない。
この条文には、
という、歩行者優先の原則が定められています。
「歩行者・ファースト」が原則です!
では、このルールは実際に守られているのでしょうか。
平成28年にJAFが行った実態調査では、信号機のない横断歩道を歩行者が渡ろうとしているときでも、実に9割以上の車が一時停止しないことが判明しました。
新潟県におけるアンケート調査では、「信号機のない横断歩道で歩行者が渡ろうとしているのに一時停止しない車が多い」という質問に対し、「とても思う」と回答した人は44.2%、「やや思う」と回答した人は42.3%で、合計86.5%という高い数値でした。
一方で、「まったく思わない」と回答した人はわずか1%医科でした。
出典元:「交通マナーに関するアンケート調査(2016年6月)」
ドライバーは、歩行者や自転車のような交通弱者に十分な配慮をすることが求められています。
思いやりのある運転を心がけ、新潟県内での交通死亡事故を1件でも減らしましょう。
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