●運転免許証の返納が増えています
「運転に不安がある」「もう車を運転しない」といった理由で、高齢ドライバーが運転免許証を自ら返納する動きが進んでいます。
3月4日配信の産経ニュースによると、新潟県内の65歳以上の自主返納者は昨年1年間で6092人を数え、10年前の15倍となりました。
高齢者ドライバーによる交通事故の増加が問題になっている一方で、運転免許証を返納してしまうと身分を証明する手段がなくなってしまうことが自主返納の大きな障害となっていました。
そこで、返納制度の促進策として2002年から運転経歴証明書の発行が始まりました。
●運転経歴証明書とは?
運転経歴証明書は、過去の運転履歴を証明するものです。
何らかの理由により運転免許証を自主返納した人(免許証の有効期限内に返納した人)に対し、本人の申請により運転免許証に代わる本人確認書類として、運転免許センターが交付します。
運転免許証の自主返納に伴い、運転経歴証明書の申請も増加し,昨年では自主返納者の半数以上の3763人が申請をしています。
さらに、新潟県内の22の市町村(2017年1月現在)では、免許証を自主返納した高齢者を支援するために、さまざまな試みをしています。
たとえば新潟市では、自主返納者に対し、1万円を限度額としてタクシー券またはバスICカード乗車券を支給しています。
長岡市では、バス回数券とタクシー運賃が1割引になるなどの支援が受けられます。
運転経歴証明書の提示によって受けられるサービスも増えており、村上市では、市内13の温泉施設で入浴料が約3割引になるサービスを行っています。
お住まいの地域の支援状況は こちら からご確認ください。
●日曜日にもお手続できます
運転免許センターでは、去年から、日曜日にも自主返納の受付を行っています。
運転免許証を返納した時点で無免許となり、帰り道の運転ができないため、日曜日にご家族に付き添っていただきながら返納できるようにという配慮です。
過ごしやすい時期になってまいりましたので、ご家族と一緒に免許証の返納と運転経歴書の交付に行かれてはいかがでしょうか。
運転免許証の自主返納についての詳細は、新潟県警察HP「免許取消しと運転経歴証明書の手続き」をご参照ください。
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