交通事故チームの弁護士　五十嵐　亮（長岡事務所所属）　です。

このコラムでは、交通事故被害者救済を行う弁護士が、日々感じたことを書いていきます。

一新総合法律事務所では、交通事故のご相談の際に、なるべく相談者の方にわかりやすいように工夫をしています。
その一つが、トミカを使用することです。

交通事故のご相談の際には、一番始めに事故の状況をお聞きすることが通常です。
交通事故の状況を詳しく把握することによって、過失割合はどうか（０：１００なのかあるいは５０：５０なのか、３０：７０なのかなど）、怪我の状態と矛盾がないかなどについて検討できるようになります。

実際の交通事故の状況は様々です。
追突なのか、交差点での事故なのか、追越し時の事故なのか、あるいは車のどの部分に衝突したのか、衝突した後車はどのように動いたのか、回転したのか・・・など、をできる限り詳しくお聞きします。

交通事故の状況が複雑であればあるほど、言葉だけで説明していただいてもなかなかわかりにくい、伝えづらいものです。

そこで、トミカの登場です。
トミカを使用することで、交通事故の状況をとても説明しやすくなりますし、視覚的にもわかりやすいです。

なかには童心に帰って楽しそうに説明してくださる方もいます。
（私としては、リラックス効果もあると勝手に思っています）

先日、とある交通事故の被害に遭われた方（若いお母さま）の相談の際に（元気なお子様も一緒でした）、いつものように交通事故の状況を説明してもらおうかと、おもむろにトミカをポケットから出したところ、元気なお子様がさらに元気になり「ちょーだい」「ちょーだい」とわがままモードになってしまいました。

それを見て、お母様は、お怒りモードになりましたが（汗）、トミカが３つあったので、１つ貸してあげることで事態は収束しました。

ということで、色々と重宝しているトミカのお話でした。

一新総合法律事務所は、新潟市、長岡市、上越市、燕三条、新発田市、長野市、松本市、高崎市、東京都の9拠点に事務所を有する、新潟県内最大規模の法律事務所です。
交通事故被害者の方の相談料は、相談料無料（※弁護士費用特約利用の場合は除く）で承っております。
交通事故による被害、後遺障害、賠償金、慰謝料でお困りの方は、是非ご相談ください。

こちらもあわせてご覧ください。

交通事故弁護士コラム(1)「足が軽くなった！懸命に治療に取り組むご依頼者様の笑顔」

交通事故弁護士コラム(2)「交通事故の影響で失語症が残ったご依頼者様の事案」

交通事故弁護士コラム(3)「交通事故事件から垣間見える母と息子の愛情」

この記事を執筆した弁護士

五十嵐　亮
（いからし　りょう）

弁護士法人一新総合法律事務所　
理事／弁護士

出身地：新潟県新潟市　
出身大学：同志社大学法科大学院修了
新潟県弁護士会犯罪被害者支援対策委員会（平成22年～）、新潟県弁護士会常議員（平成28年度）、長岡警察署被害者支援連絡協議会会長（令和2年～）、長岡商工会議所経営支援専門員などを歴任しています。
主な取扱分野は企業法務全般（労務・労働・労災事件、契約書関連、クレーム対応、債権回収、問題社員対応など）、交通事故、離婚。事故賠償チームに所属。
著書に、『労働災害の法律実務（共著）』（ぎょうせい）、『公務員の人員整理問題・阿賀野市分阿賀野市分限免職事件―東京高判平27.11.4』（労働法律旬報No.1889）があります。