骨折すると出血が起こり、骨折部位の周辺に血種(あざ)ができ、これが固まり凝血塊(血のかたまり)ができます。
そして、凝血塊に細胞が働き、毛細血管も進入し、徐々に正常な組織となり、骨折部位が埋まります。
その後、骨芽細胞と呼ばれる骨を形成する働きをする細胞によって、結合織性仮骨となり、骨性仮骨となります。
仮骨となった段階で初めてレントゲン上にも映るようになります。
仮骨は次第に骨組織となり、骨髄が再生し、骨癒合が完成することになります。
このような骨の再生は、「固定」することが大前提となります。
そのために骨折の形状に応じて様々な固定法が採られることになります。
骨折の治ゆ(骨がくっつくまで)に要する日数は、骨折部位の状態、年齢、治療方法等に影響され、一定しませんが、おおよその目安としてグールト(Gurlt)による表とコールドウェル(Coldwell)による表があります。
この表グールトの表は、裁量の条件の下での最短の日数といわれているそうです。
あくまでも目安として参考にしていただければと思います。
一般に、小児は成人に比べ骨癒合が早いとされ、逆に高齢者は遅いとされています。
また、転位(ずれ)が大きく固定性が不十分な骨折は、治りにくいとされています。
骨折をすると、当然ですが、骨折部位は運動できないことになります。
例えば、足を骨折したら、動かせなくなったり、体重をかけられなくなり、歩けないことになります。
骨折部位の運動ができないからといって、放っておくと、関節が固まったり、骨折部位周辺の筋力が低下したりすることになりますので、適切なリハリハビリテーションが必要になります。
主なリハビリテーションの目的は以下のとおりです。
主に関節を動かす運動を行います。
自動運動、自動介助運動、他動運動などを組み合わせながら、関節の可動域の維持・改善をはかることになります。
拘縮予防のCOM装置を使用する場合もあります。
骨折部位を固定したまま放置すると筋力が低下しますので、徐々に負荷をかける運動を行うことになります。
下肢の骨折では、骨癒合の状態に応じて体重負荷を増やしていくことになります。
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