骨折の固定法は、手術を行う「内固定」と「創外固定」、手術を行わない「外固定」に分けられます。
内固定は、骨折部を手術により切開し、金属製のプレート(板)、スクリュー(ねじ)、ロッド(棒)、ワイヤー(鋼線)などで固定する方法です。
観血的整復内固定術ともいわれています。
外固定は、徒手整復したのち、ギプス、シーネ(副子)、テープ、三角巾などで骨折部を固定するものです。
胸部・腰部にはコルセットが用いられる場合もあります。
通常、手術を行った方が骨折の治りが早く、早期に歩行等の運動が可能になるといわれています。
ですので、ギプス固定等による関節の拘縮、筋力低下を避けたい場合(高齢者の場合等)には、手術による外固定を選択することがあります。
金属製のスクリューを使って、骨折部を固定するものです。
大腿骨骨頭骨折、大腿骨頚部骨折などで骨頭が断裂したような場合に用います。
金属板を骨折部に当てて、スクリューをプレートの穴に通して骨にさして固定します。
大腿骨の骨幹部がねじれたように骨折した場合に、骨折部位を固定する場合などに使用します。
骨の髄腔に骨折部の上下を貫いて金属製の釘を入れる方法です。
大腿骨骨幹部骨折、上腕骨骨幹部骨折、脛骨骨幹部骨折などの固定に用いられます。
骨折箇所の強固な固定に用います。
局所的に強固に固定することができます。
長期的に(数週間程度)装着することが多いとされています。
骨折の初期治療に多く用いられます。
長期間の固定には向かないとされています。
ハロー固定具(頚髄損傷)、フィラデルフィアカラー固定(頚髄損傷)、コルセット(胸椎圧迫骨折、腰椎圧迫骨折、変形すべり症、変形側彎症など)が用いられます。
創外固定法は、粉砕骨折(粉々な骨折)のように手術で骨折をつなげられない場合、開放骨折(骨がいったん皮膚の外へとびだした骨折)のように骨折部が感染(化膿すること)しやすく直接手術できない場合、関節部の骨折のように骨折の固定がしにくい場合などに用いられます。
特に大腿骨をはじめとする下腿骨の骨折の際に用いられることが多いようです。
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