●バイクの普及率やバイク事故の件数
私たちの交通手段の一つであるバイク(普通自動二輪車、大型自動二輪車、原動機付自転車)は、全国での保有台数が約1150万台といわれています(日本自動車工業会データ/2015年3月末現在)。
バイクによる交通事故は年々減少を続けておりますが、それはゆるやかなものであり、未だにバイク乗用中に交通事故に遭われた方の死傷者数は7万人にのぼります(警察庁データ/2015年現在)。
●バイク事故の特徴
バイク乗用中の事故の特徴は、自動車事故と比べて格段に被害が大きいことです。
ご存知の通り、バイクの運転手はヘルメットぐらいしか身を守るためのものがありません。
よって、物損も大きなものとなりますが、人身被害はさらに深刻です。
自動車にくらべて重量も軽いことから、ちょっとした接触で横転し、衝突した場合には何メートルも先に飛ばされることもあります。
また、自動車と違って車体に守られていないために、事故車両や落下物の下敷きになってしまうケースもあります。
バイク用のエアバックやプロテクターなどが販売されているものの、普及率は低く、骨折を伴う大けがを負うことや、最悪の場合、死亡事故となるケースも少なくありません。
バイク乗用中の交通事故による死者数は年間700人近くおり、発生件数に対する死者数の割合をみるとバイク乗用中の事故の場合は44.5%と、自動車乗用中の事故の2.6%と比べて圧倒的に高くなっています(公益財団法人交通事故総合分析センターデータより算出/2014年現在)。
一命をとりとめ、幸い負傷が完治した場合でも、身体や顔に醜状痕が残ることもあり、醜状障害を抱えてしまうケースや、事故によるけがや手術により、手足に機能障害が残り、上位の後遺障害認定となるケースもあります。
また、バイク乗用中の交通事故では、運転者は骨折を伴うことが多く、入通院も長引く傾向にあるため、自動車乗用中の事故よりも賠償金が高くなると予想されます。
さらに、頭部を強打した場合、外傷はたいしたことはなくても、頭部挫傷から脳機能障害につながるケースや死亡に至るケースもあります。
●早めに弁護士とご相談ください
バイク乗用中の交通事故について年齢別にみたデータでは、16歳~24歳の年齢層で事故が多く、若ければ若いほど、その先の労働能力喪失期間が長くなるため、逸失利益も高くなる可能性が高いです(警察庁データ)。
すなわち、上記のように、入通院が長引く可能性や、後遺障害が発生する可能性の高いバイク乗用中の交通事故の場合、治療段階から後遺症の認定に向けた取り組みが必要となります。
バイク乗用中の交通事故は日常生活に不自由をきたす可能性があると予想されますので、将来を見据えて納得できる正当な賠償金を得る必要があります。
正当な賠償金を得るためにも、事故後は早めに弁護士にご相談いただくことをおすすめいたします。
ご相談のご予約は、
フリーダイヤル 0120-15-4640
または ホームページ内の 申込予約フォーム から。
【対応エリア】
新潟県(新潟市、新発田市、村上市、燕市、五泉市、阿賀野市、胎内市、北蒲原郡聖籠町、岩船郡関川村、岩船郡粟島浦村、西蒲原郡弥彦村、東蒲原郡阿賀町、加茂市、三条市、長岡市、柏崎市、小千谷市、十日町市、見附市、魚沼市、南魚沼市、南蒲原郡田上町、三島郡出雲崎町、南魚沼郡湯沢町、中魚沼郡津南町、刈羽郡刈羽村、上越市、糸魚川市、妙高市、佐渡市)、長野県(長野市、松本市、上田市、岡谷市、飯田市、諏訪市、須坂市、小諸市、伊那市、駒ヶ根市、中野市、大町市、飯山市、茅野市、塩尻市、佐久市、千曲市、東御市、安曇野市、南佐久郡、北佐久郡、小県郡、諏訪郡、上伊那郡、下伊那郡、木曽郡、東筑摩郡、北安曇郡、埴科郡、下高井郡、上水内郡、下水内郡)、群馬県(高崎市、前橋市、桐生市、伊勢崎市、太田市、沼田市、館林市、渋川市、藤岡市、富岡市、安中市、みどり市、北群馬郡、多野郡、甘楽郡、吾妻郡、利根郡、佐波郡、邑楽郡)
交通事故被害者 電話無料相談
当事務所では交通事故チーム所属の弁護士による無料電話相談を行っております。電話相談をご希望の方は「電話相談希望」とお申し付けください。
新潟県弁護士会・長野県弁護士会・群馬弁護士会・東京弁護士会所属
Copyright(c) ISSHIN PARTNERS
弁護士法人 一新総合法律事務所
Copyright(c) ISSHIN PARTNERS