●交通事故はいつ自分の身にふりかかるかわかりません

 

春らしくなってきて、活動範囲が広がるこれからの季節、通勤途中でも自転車に乗る人を多く見かけるようになりました。

 

自転車は運転免許も要らず、電気もガソリンも使わず、子どもからお年寄りまでが移動手段として用いることのできる手軽で便利な乗り物ですが、乗り方によっては死亡事故に繋がることもあります。

被害者であったり加害者であったり・・・いつ災難が自分の身にふりかかるかわかりません。

 

2015年６月１日から改正道路交通法が一部施行され、自転車の交通ルール違反の罰則が強化され、対象となる危険行為は信号無視、通行禁止違反、通行区分違反、酒酔い運転、安全運転義務違反等々14項目あります。

 

違反者の罰則は違反行為にもよりますが、重いもので5年以下の懲役または100万円以下の罰金があります。

過去には自転車事故で、監督責任を問われた母親に9500万円余の賠償命令が出たことがありました。

 

 

●自転車保険のススメ

 

皆さんは自転車保険に加入していますか？

 

私は家族で加入しています。

気軽に乗れるからと言っても、時として自動車以上に大変な事態になることもあり得るため、家族の身を守る親の責任と思っています。

 

2015年４月の兵庫県をはじめとし、自転車保険の加入を義務付ける自転車条例を制定しているのは大阪府、兵庫県の3府県ですが、この流れは今後、全国に広まっていくように思えます。

 

コンビニで申込みもできる月額300円ほどの保険でも充分な補償内容ですし、自動車保険や傷害保険などの特約として付けることで自転車事故をカバーする保険もあるようです。

万が一に備えて保険加入を検討してみることも良いかもしれません。

 

自転車愛好家もそうでない人も安全にルールを守って快適に自転車に乗っていただきたいですね。

 

【馬】

 

 

新潟の弁護士による交通事故被害者相談

 

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