スマートフォンの普及で車の運転もかなり便利になりました。

 

私の車には、車を購入したときにつけたカーナビがありますが、今はほとんど使わなくなり、もっぱらGoogle Mapsなどスマートフォンのナビゲーションアプリを利用しています。アプリの道路情報はオンラインで最新に更新されるので、新しくできた道路の情報などもきちんと反映されており、とても重宝しています。

カーステレオについても、一昔前まではＣＤをその都度入れ替えて聴いていましたが、今はスマートフォンに接続して音楽を聴いています。

 

本日はスマートフォンに絡めて、長野県内の携帯電話使用中の交通事故の発生状況についてお話します。

 

平成２４年から平成２８年までの間で、長野県内で携帯電話の使用が要因となって発生した交通事故の件数と負傷者数は以下のとおりです。長野県内では毎年８０件前後の交通事故が発生していることが分かります。

 

年	発生件数	負傷者数
平成２４年	８７	１２５
平成２５年	１０８	１４１
平成２６年	７７	１０５
平成２７年	８７	１２１
平成２８年	７３	８９

※長野県警・平成２８年交通事故発生統計より

 

ちなみにカーナビ使用中の交通事故の発生件数は、平成２８年で４３件（負傷者数５５名）ですので、携帯電話使用中の交通事故の件数は、カーナビ使用中の交通事故の件数を上回っていることになります。

 

交通事故の類型としては『追突』が最も多く、５０％超の割合を占めます。

使用形態としては『画像目的使用』、すなわち携帯電話等の画像を注視・操作していたときで２０％超の割合を占め、スマートフォンの普及が関係していることがうかがわれます（割合はいずれも平成２８年のデータ）。

 

スマートフォンは車の運転にあたっても大変便利なものですが、スマートフォンの使用が原因で交通事故を起こしてしまっては元も子もありません。とくに、運転中の操作や注視は禁物です。長野県内でお車を運転される皆さま、ルールを守って、安全なカーライフを送りましょう。

 

 

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