交通事故事件への思い

今まで、たくさんの交通事故被害者の方々から、相談を受けてきました。
中には死亡事故もありました。

顧問　弁護士　和田 光弘

交通事故の被害者の方やその遺族の方から、お話をお聞きした後で、申し上げることがあります。
「本当の被害は、時間も、体も、人間関係も、戻ってはこないと思います。ただ、せめて、経済的な面だけの損害はきちんと請求すべきだと思っています。」と。

息子さんを亡くされたご両親から、依頼を受ける際に、「前の弁護士さんに、加害者を死刑にしてほしい、と言ったら、吹き出して笑われたんです」と相談されたこともあります。
それだけ、感情的になる場合があることについても、相談を受ける弁護士としては理解が必要です。

真剣に、きちんと話を聞く

被害者遺族の方には、法律以前のことの悩みも多いでしょう。
弁護士の知識が被害者の方を傷つける場合すらあることを学びました。

取り戻せない多くの問題を抱えていることを理解しつつ、一方で、真剣に、きちんと話を聞いてくれる弁護士がいたら、その重みに耐えることができるかもしれません。

後遺症14級の認定を受けた方からも、趣味の活動ができなくなったことや、年老いた母親の介護ができなくなったのに、ただ、等級に該当する慰謝料だけというのは納得できないと、泣きながら言われたこともあります。

依頼者の方々の明日にかける橋になる

依頼者の方が、少しでも、納得できる方向に歩みだすように、可能な限りの選択を、私たちが少しずつ支援していくことが重要だと考えています。
それこそが、私たちの事務所の目指す「依頼者の方々の明日にかける橋になる」です。

「弁護士に相談しても何も変わらない」と思っている皆さん、弁護士に相談しようかどうかためらっている皆さんに、「私たちが話を聴きます」とお伝えしています。

どうか、私たちにお声がけください。