群馬県内の自動車保有台数は，平成３１年時点で約１８０万台（全国第１５位），一世帯当たりの自動車台数は約２．１２台（全国第５位）となっています。また，都市部は降雪が少なく路肩に積雪幅がないためか，交通量が多い割に車線の幅自体が狭くなっているという印象もあります。

理事　高崎事務所所長
弁護士　下山田 聖

そのような自動車社会の中では，交通事故が発生することは避けられません。昨今の自動車安全設備の充実により，交通事故の発生件数自体は全国的に減少傾向にありますが，それでも群馬県内では年間約１万４０００件の交通事故が発生しています。

交通事故が発生した場合には，任意保険や自賠責保険を利用して，お怪我や車両の破損に対する適正な賠償を実現すべく，保険会社と交渉していく必要があります。しかしながら，保険会社が日常的に業務として交通事故を取り扱っているのに対して，交通事故の被害に遭われた方は初めてということが多いでしょうから，交渉力や情報の格差が生じてしまいます。そのような中で，保険会社からの賠償額の提案が適正な金額かどうか確かめることもなく，示談に応じてしまったという事案も散見されます。

当事務所は，１９７８年の創設以来，数多くの交通事故被害者の方からのご依頼をお受けし，これまでの解決件数は９００件以上です。
また，各弁護士の間で，交通事故賠償や後遺障害認定に関する情報を共有し，法的に難しい問題が生じたときには専門チームで協議をする等，専門性を高めるべく常日頃から研鑽を積んでおります。
一人の弁護士が一生涯において担当する事案の数はどうしても限られてしまいますが，複数の弁護士間が経験や知識を共有することにより，より困難な案件にも自信をもって対応することができます。

交通事故に遭われた後，弁護士に相談するのが早すぎるということはありませんので，まずはお気軽にお問い合わせください。